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シベリアのバイオリン コムソモリスク第二収容所の奇跡
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◆書籍紹介
生きる希望とは? 生きる力とは?
「バイオリンを思う存分弾きたい! 」その一念で著者の父、窪田一郎は、戦時下の昭和18年、17歳で満州に渡った。 しかし、待っていたのはシベリア抑留という過酷な現実。捕虜生活が長引くなか、一郎は廃材を集めてこっそりバイオリンをつくりはじめた。それをきっかけに、収容所で楽団と劇団が生まれ、捕虜たちの生活に喜びをもたらした。やがて一郎たちは、日本向け短波ラジオで演奏することになる。その時、楽団長が思いがけない行動に出て…。
シベリア抑留の実話に基づいた、胸ふるえる物語。
数万の人が命を落としたとされているシベリア抑留。本書はその歴史的事実を伝えると同時に、そんななかでも音楽や芸術文化に喜びを見いだし、希望を捨てず生き抜いた人々がいたことを教えてくれます。みんなの願いが集まったところに訪れる奇跡を、ぜひ受け取ってください。
◆著者プロフィール
窪田由佳子(くぼた ゆかこ)
1955年 静岡市生まれ。武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。
1981~1982年 ドイツ、ケルンに留学。
1983~1987年 バレエ・コレペティとして六本木スタジオ一番街等に所属。
1992~2017年 常葉大学に非常勤講師として勤務。
現在、OZAWA MUSICにてピアノの指導の傍ら、演奏活動もおこなっている。
静岡市在住。静岡県文学連盟所属。
◆書籍データ
タイトル | シベリアのバイオリン コムソモリスク第二収容所の奇跡 |
著者名 | 窪田 由佳子 |
発行年 | 2020年 |
ページ数 | 四六判上製 112ページ |
価格 |
1200円+税
|
ISBN | ISBN978-4-88503-255-4 |
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