生き方を考える(人生・宗教・思想), あ行, あ行, 既刊, 品切
祈りの姿に無の風が吹く

タイトル | 祈りの姿に無の風が吹く |
著者名 | 押田成人 |
発行年 | 1985年 |
ページ数 | 四六判上製 216ページ |
価格 | 1600円+税 |
ISBN | ISBN4-88503-034-5 C0015 \1600E |
キリスト者には仏教の涼風が、仏教徒にはキリスト教の響きが、無心論者には神・仏を素通りして人間存在の神秘が、見えてくる。
信州八ヶ岳の山麓に庵を営み、大地を耕しながら独特の修道生活を続ける著者が、自らの存在の深みからあふれ出る言葉で、現代文明の成り立ちをとらえなおし、人間と宗教の行方を語る。開発につぶされようとする泉とその水が育んできたいのちを守る運動、学校の枠をはずした本来の教育の模索、田植えに学ぶ手作りの生活、森と直に呼応する修行体験など、実際の出来事に即したテーマで編まれた本書は、痛烈な現代批判であると同時に、宗教者が身をもって示すいのちの本流である。
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