隔月刊誌『湧』増刊号, か行, た行, 既刊, 品切
原子雲の下で 川柳で綴るある被爆憲兵の体験

タイトル | 原子雲の下で 川柳で綴るある被爆憲兵の体験 |
著者名 | 高橋太郎 |
発行年 | 1996年 |
ページ数 | A5判並製 48ページ |
価格 | 485円+税 |
ISBN | 隔月刊『湧』1996年増刊号 |
憲兵隊長という特異な立場から初めて語られた原爆の一事実。
短く無駄のない字句と行間に核廃絶、平和への思いを凝縮する。
原爆投下直後の広島で、憲兵隊長であった著者は自らも放射能を浴びながら救援活動に携わった。原爆の衝撃、負傷者の救護に当りながら爆心地へ向かった時の状況、要請を受けて朝鮮の皇族を救助したこと、そのために悶え苦しむ大勢の人々の叫びに応え得なかったこと。50年の間心に封じてきた当時の壮絶な情景と犠牲者に対する痛恨の記憶を、川柳という表現手段を得て初めて語る。
関連書籍
-
鍬と聴診器 混迷する医・食・農を問う
竹熊宜孝
-
雪の国からの亡命 チベットとダライ・ラマ 半世紀の証言
ジョン・F・アベドン(三浦順子・小林秀英・梅野泉 訳)
-
バクテリアを呼ぶ男 究極の生ゴミ革命
葉坂 勝
-
半ケツとゴミ拾い
荒川祐二
-
子どもたちと金子みすゞの作品を読む
清水佐知子
-
心の治癒力 チベット仏教の叡智
トゥルク・トゥンドゥップ(永沢哲 訳)