土・自然・環境, 生き方を考える(人生・宗教・思想), さ行, あ行, ま行, 既刊
次世代への伝言 自然の本質と人間の生き方を語る
時を惜しまず自然の本質を追究し、 いのちの森づくりに奔走する植物生態学者と、 経済効率に妥協せず、 建築設計を通じて自然と人間の融和を説く超高層建築家が、 それぞれに切り開いてきた道に共通する自然観、人間観、 そして哲学を語り合う。
◆著者プロフィール
宮脇昭(みやわきあきら)
1928年、岡山県生まれ。 ドイツ国立植生図研究所でラインホルト・ チュクセン教授に潜在自然植生の理論を学ぶ。帰国後、 全国の植生調査を行い、日本の潜在自然植生図を完成。 横浜国立大学名誉教授、(財) 地球環境戦略研究機関国際生態学センター長。 国内外で精力的に植樹指導を行い、 照葉樹林の森づくりに邁進する、現場主義の植物生態学者。
池田武邦(いけだだけくに)
1924年、静岡市生まれ。海軍兵学校(72期)卒業後、 新鋭軽巡洋艦「矢矧」に乗艦、マリアナ沖海戦、 沖縄海上特攻に参戦。戦後、東京帝国大学第一工学部建築学科卒。 日本設計事務所(現日本設計)を設立、現名誉会長。 日本の超高層建築の黎明期を開き、 後にハウステンボスを設計するなど、 自然を生かした環境都市計画に先鞭をつけた。
◆書籍データ
タイトル | 次世代への伝言:自然の本質と人間の生き方を語る |
著者名 |
宮脇昭
池田武邦
|
発行年 | 2010年 |
ページ数 | 四六判上製 256ページ |
価格 |
1600円+税
|
ISBN | ISBN978-4-88503-212-7 |
関連書籍
-
いのちが教えるメタサイエンス 炭・水・光そしてナチュラルチーズ
宮嶋 望
-
ハラマンタ 太陽の道を行け
ルドルフォ・アナヤ(廣瀬典生 訳)
-
ミラレパの足跡 チベットの聖なる谷へ
伊藤健司
-
天真体道 体で学ぶ宇宙の意識
青木宏之
-
すばらしき土壌圏 この知られざるいのちの宝庫
八幡敏雄
-
「病」の意味 身体と心の調和法
島田明徳