生き方を考える(人生・宗教・思想), か行, は行, 既刊
心が目覚める生き方問答
タイトル | 心が目覚める生き方問答 |
著者名 | 法輪著 井上朋子 訳 |
発行年 | 2006年 |
ページ数 | 四六判上製 248ページ |
価格 | 1800円+税 |
ISBN | ISBN4-88503-188-5 C0015 \1800E |
「あなた」の悩みに、仏教の本質からズバリ答えます。
《内容》 本書は、韓国の法輪和尚が「即問即説」法会をしたときの記録です。30ある質問の内容は、だれもが経験する日常の悩みがほとんど。これらに対して著者は、目からウロコが落ちる根本的な解決方法を、ユーモアのある痛快な語り口でわかりやすく答えていきます。あなたの悩みによく似た質問のページを読めば、気がかりのない軽やかな人生を送るコツがきっとつかめるでしょう。
【目次】
序文―わからないことがあれば尋ねなさい
第1部 つくった因縁を知れば苦しみはなくなる
夫のせいで悔しくてやりきれません/兄弟たちに裏切られた気がします/両親の恩と衆生の恩を知るということ/納得のいかないことを追及しようとするな/殺生と報いについて/正しい胎教とは
第2部 気がかりのない心 軽やかな人生
夫の弟に腹が立ってたまりません/母に対し不満がたまっています/障がいがある娘にどう話せばよいでしょう/悔しがると自分が損をするのです/職場でいつも緊張しています/上司の悪口を聞くのが気づまりです/学生が授業をちゃんと聞きません/真の布施とは/挫折するのは欲があるからです/気分がいつも憂うつです/暗くなった心を明るくするには/完全な悟りとは
第3部 自分の人生の主人公になる道
小言が我慢できません/冷めた夫婦関係を回復するには/謙虚に堂々と生きなさい/職場が嫌いでしかたなく通っています/法を操ることと法に操られること/修行者に運勢や運命はありません/負けて生きろとおっしゃいますが/夢だったと思って目覚めなさい/なぜ悪いことが次々起こるのでしょう/「お釈迦様を真似します」とは/自ら深く研究するには/自分自身を見失っている気がします
修行文
訳者あとがき
日本版付録―法輪さんのスペシャルトーク
【著者プロフィール】
法輪(ポンニュン)
1953年、韓国の慶尚南道生まれ。1969年、曹渓宗の仏心道門師を師僧として慶州・芬皇寺で出家。1985年に設立した中央仏教教育院を母体に、1988年「浄土会」を設立する。全地球的観点から今日の問題を見すえ、人々が自ら問題解決の主体となれるよう仏教の指導を続けながら、環境・福祉・平和運動も併せて実践してきた。2002年、ラモーン・マグサイサイ賞(平和と国際理解部門)を受賞。本書をはじめ多数の仏教書を韓国で出版している。 浄土会URL:http://www.jungto.org
【訳者プロフィール】
井上朋子(いのうえ ともこ)
1958年生まれ。1996年から3年間、韓国に滞在。釜山の外国語学院で日本語講師をした後、ソウルの語学堂で韓国語を学ぶ。著書に『観光日本語会話Ⅰ・Ⅱ』(韓国・東洋文庫)がある。『月刊留学生』(株式会社 大悟)にて日本語会話コーナーを連載中。
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