「ポエタロ」を応援してくださる皆さまのお言葉

谷川俊太郎さん(詩人)
〈ポエタロ〉といういたずらっ子のような名前が、もうこのカードの魅力を言い当てています。
経済や政治や学問の言葉とはちょっと違うピュアな言葉、意味だけではない〈言霊〉を秘めている言葉、そういう言葉をただ受け身で読むだけでなく、対話する仕組みを、あの「いつも何度でも」の詩人・覚和歌子さんが作ってくれました。

田口ランディさん(作家)
詩人の覚和歌子さんのことば。
「メッセージ」は意味だけでできている。歯ざわりや香りがなくて栄養価だけがある簡易食みたいなものだ。詩はできるだけメッセージを伝えたくないのだ。「メッセージ」を請う風潮は、自ら考えることを省いてさっさとわかりたい、という安易さと表層性に根ざしている。
(「かっぱ語録」より)

よく「最後に一言メッセージをお願いします」と言われる。
これが一番困る。言葉の魔術師、覚和歌子さんの「栄養価だけある簡易食」……これはまさに、私たちがふだん接している「メッセージ」という表層的な安易さを、真っ正面からぶった切っている。すごい。さすが覚さんだ。
そうだ、詩はメッセージを伝えてはいけない。
では、詩は何を伝えるのだろう。
詩は何かではなく、全体としてそこに立ち上がってくる遥かなものに向って発せられた祈りだ。
覚和歌子さんは、「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いつも何度でも」の作詞家として知られる詩人で、彼女のことばは私たちの日々の背後に立ち上がってくる遥かなものに向けて背伸びをするような、輝く仏の御手にすくいとられている魂のような、夕暮れを突き抜けていく天使のファルセットのような、美しい予感と響きを持っている。
その覚さんの詩編によって編まれた「ポエムタロット(ポエタロ2)」がアップデートして発売される。詩編のいくつかを企画段階で読ませていただいたが、それは「予兆」と「啓示」に満ちた「福呪」だった。ポエムタロットはいわゆるオラクルカードと呼ばれるものなのだが、絵ではなく「詩」が書かれている。
すべて、覚さんがインスピレーションによって下ろした言葉たちだ。

5/25発売予定の<ポエタロ2> の先行予約が始まりました。
定価4500円(税込4950円)+送料 200円(1〜2個の場合)。どれくらいの期間、販売されるかは不明です。ご興味のある方にこの情報が届きますように。
4/30までにお申込みの方には発売日より早く(概ね5月上旬)お届けできるそうです。

私はもちろん、予約します。わくわくします。
https:/poetaro.theshop.jp/

大野百合子さん(『日本の神様カード』著者)
覚和歌子さんが言霊を下ろし、舞がイラストを描かせていただいたポエタロ2の出版記念イベントが5月10日に行われます。
すごいカードだと思います!!
・・↑ ↑ ↑
《覚和歌子さんより》
<日本の神様カード>大野百合子さん、ポエタロの推し&拡散を心より感謝します! 百合子さんとはそもそも絵本「星つむぎの歌」で協働したイラストレーターデナリさん(百合子さんご長女舞さん)とのご縁から。頂いた<日本の神様カード>がそののちポエタロ発想のきっかけになったのでした。そしてポエタロのイラストもデナリさん。私が”ポエタロの生みの母”だとすれば百合子さんは”ポエタロの生みの祖母”と呼ばせていただきたい。(いいのか?) 百合子さん、ありがとう!!

竹中りんごさんイラストレーター)

©イラストレーター竹中りんご

 

ページ上部へ戻る