社会・ノンフィクション, か行, は行, 既刊, 品切
巨大地震が原発を襲う チェルノブイリ事故も地震で起こった
タイトル | 巨大地震が原発を襲う チェルノブイリ事故も地震で起こった |
著者名 | 船瀬俊介 |
発行年 | 2007年 |
ページ数 | 四六判並製 368ページ |
価格 | 1900円+税 |
ISBN | ISBN978-4-88503-194-6 C0095 \1900E |
チェルノブイリ事故から中越沖地震までの地震と原発の情報が凝縮
2007年7月16日中越沖地震で柏崎刈羽原発は、壊滅的なダメージを受け、大量放射能漏れ事故寸前だった。
著者は、チェルノブイリ事故が地震で誘引されたとするロシア科学アカデミーの論文の内容を紹介し、その後のチェルノブイリ事故に対する様々な隠蔽、偽装工作をあげて地震誘因説に信憑性を信じて疑わない。そして、地震列島である日本の原発55基について、様々な偽装と欺瞞を暴き、即刻停止するように訴える。また、地震による津波や人為的な攻撃に対しても、いかに原発が脆弱であるかを指摘する。なお、地震誘因説については、ほとんどの学者が、地震の事実を認めるものの、直接の誘因になったことを証明しきれないとして否定している。しかし、その事故原因をはあくまで人為的なミスとして片づけられ、その偽装性を疑おうとはしない。
偽装やねつ造、隠蔽など企業や個人の独りよがりにより、大量の人間のいのちが危険にさらされている。一部の人間に都合のよい解釈(不都合な真実)でなく、自然科学に基づいたより真実を探求していく姿こそ人類が幸福になっていく道ではないか。
関連書籍
-
まだ、まにあうのなら【増補新版】私の書いたいちばん長い手紙
甘蔗珠恵子
-
ワタが世界を変える 衣の自給について考えよう
田畑 健
-
光の航跡 本当の自分と出会いにゆく物語
藤沢優月
-
鈴と童子と道元と
治海・彩墨画 山尾三省・文
-
ゾクチェンの教え チベットが伝承した覚醒の道
ナムカイ・ノルブ(永沢 哲 訳)
-
食べもので若返り、元気で百歳 生命はミネラルバランス
中嶋常允