『シベリアのバイオリン あなたに贈る物語』（窪田由佳子・文、多田つむぎ・影絵）の予約を開始しました。

シベリア抑留と、そこで起こった奇跡の物語を 高校生が心にしみる美しい影絵で表現しました 戦争のさなか、思い切りバイオリンが弾きたくて、満州に渡った少年、一郎。 ところが満州で徴兵され、終戦を迎える直前に、シベリアへ連行された。つらく、きびしい捕虜生活が続くなか、一郎は廃材を集めてこっそりバイオリンをつくりはじめる。 一郎のバイオリンは、収容所の人びとに音楽の喜び、そして生きる希望をもたらして･･･ ●A5判変型48ページ上製／定価［本体1400円＋税］ ISBN978-4-88503-267-7 C8793 アマゾンの予約はこちら

この絵本の原作は、5年前に出版された『シベリアのバイオリン コムソモリスク第二収容所の奇跡』（窪田由佳子著）です。出版当初から絵本版をつくって、若い世代、子どもたちにこの物語を伝えたいと願ってきました。
昨年、その描き手を高校生から募集して絵本を作るプロジェクトが発足し、著者にご縁のある静岡県立清水南高校芸術科美術専攻の生徒さんたちに呼びかけて企画が動きだしました。
選考会で選ばれたのが、多田つむぎさんの影絵作品です。シベリア抑留は、高校生にとって遠い過去の出来事。その距離感との葛藤の末、影絵での表現にたどりついたといいます。光と影と色彩で表現された情感をぜひ味わってください

●絵本の制作過程が、地元静岡放送のニュース番組の中で２回にわたって紹介されました。
https://www.youtube.com/watch?v=7nUnnKVs-PA
（SBSテレビ　LIVEしずおか　2023年12月4日放送　作品背景、コンペの様子など）
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sbs/region/sbs-1358915
（SBSテレビ　LIVEしずおか　2024年8月14日放送　絵の制作過程、影絵の撮影など）

　　フライヤーはこちら（PDF 925KB）