2000年発行
A5判上製製化粧箱入り 全五巻揃価・本体100000円+税 |
千島喜久男選集発刊にあたって
千島喜久男博士が生命医学の分野で革新的な理論を構築しはじめてから50年の歳月が流れています。そして、その理論と哲学のすべてを「革新の生命医学全集(全10巻)」に集めて出版してから28年がたちました。
ところが、この全集は発刊後1年にして在庫切れとなり、長い間「幻の千島全集」と言われてきました。
最近ますます専門化され、分断化される医学界の中で、千島学説は異説と言われ置き忘れられた存在のようにさえ見えていました。しかし、その地下水のような千島学説スピリットを掘り当てた人々によって着実に引き継がれていたのです。
近年になって、現代医学ではあまり重視されてこなかった腸の機能と血液の働きなどが日本のみならず、海外でも明らかにされるに従って、広範な人々から千島学説への視線が集まりはじめています。
このような時期に応えて、このたび千島学説を広く世に問うべきという気運が周囲に高まり、ここに前述の「革新の生命医学全集」の中から学説の主要部分の5巻を精選して、千島喜久男選集(全5巻)として復刻出版いたします。医学や生物学の研究者はもとより、広く生命の世界に関心を抱く人々に普及されることを願っています。
【第一巻】生命の波動・螺旋性
【第二巻】遺伝・発生進化と生殖細胞の原理
【第三巻】生命・細胞・血球の起源と腸造血説
【第四巻】革新の組織学と医学・生物学
【第五巻】生命と医学の8大原理と関係論文集
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