2006年発行
四六判並製 168頁 定価1050円【本体1000円+税】 |
チェルノブイリ事故から20年、いまこそ「まだ、まにあうのなら」
《内容》 チェルノブイリ事故の一年後に書かれた一主婦の手紙。原発をめぐる様々な深刻な問題を訴え、人類は原子力と共存できないことを、母親として「いのち」の視点で切々と語る。87年に月刊「湧」増刊号として出されたブックレットは口コミで広がって50万部のロングセラーになっている。原発トラブルが頻発し、原発震災が心配される近年、そのメッセージはますます重要性を増している。本書はこれに加えて、著者の書き下ろし後19年経ったいまの思いを収録。また、『まだ、まにあうのなら』の触発されて浜岡原発に反対する活動を展開し、その裁判の冒頭で“勝ち負けでない私たちの願い”を感動的に語った馬場利子さんの陳述文と『まだ、まにあうのなら』に寄せる思いを綴った文章、さらに、『まだ、まにあうのなら』の英語版“Is
It Too late?”を巻末に収録。
原発問題にとどまらず、いま私たちが直面しているあらゆる危機に対してどう対処していけばよいのかという問題に、大きなヒントを与えてくれます。
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