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開城工団の人々 毎日小さな統一が達成される奇跡の空間

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◆書籍紹介

緊迫する北朝鮮庶民の様子がつぶさにわかる比類無きルポルタージュ

 

韓国の企業を誘致して、北朝鮮国内に作られた「開城工業団地」。 その企業側の代表や管理者として赴任した韓国人たちに取材をしてその生の声をまとめた貴重なインタビュー集。 はじめは北朝鮮の労働者たちに脅え、どう接していいかわからなかった彼らだったが、つきあっていくうちに北朝鮮の人々の内側が見えくる。お互いにはじめは相手を角の生えた鬼くらいに思っていたが、実は家族を大切にし暮らしている普通の人間だと思える過程がよく描かれている。 南北朝鮮の問題だけでなく、世界の対立や民族紛争を「敵対」でなく「共存」へ導くための実践的な方法論

◆作品目次

  • Part1 開城公団についての基本的な理解─誤解と真実
  • Part2 開城公団には人が住んでいる
  • Part3 開城公団に向かう道、統一に向かう道

◆著者プロフィール

著者●キムジニャン

KAIST 未来戦略大学院教授。北朝鮮・統一問題を専攻した学者で、盧武鉉政権時代に5 年間対北朝鮮政策を立案、執行した。その後開城工団で4 年間対北交渉を担当した。開城工団に長期滞在しながら北朝鮮社会の構造と素顔を隅々まで見た唯一の学者として評価される。

訳者●塩田今日子

二松學舎大学文学部教授。著書に『ゼロから話せる韓国語』(三修社)、『こうすれば話せるCD ハングル』(朝日出版社)など。

◆書籍データ

タイトル 開城工団の人々 毎日小さな統一が達成される奇跡の空間
著者名 キムジニャン 著  塩田今日子 訳
発行年 2017年
ページ数 四六判並製 312ページ
価格 2000円+税
ISBN 978-4-88503-244-8

 

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