地湧社総合目録
風と琴   
高草洋子 著  

表紙

2003年発行
B6判 64頁 本体400円+税
〒76円

江戸時代の上方を舞台に母と子の愛情を描いた物語

上方の商家に生まれた娘、紫乃は生まれてすぐ病気にかかり、そののち足が不自由で歩くことができなかった。そんな紫乃も年頃になり、使用人の若者宗太郎に恋をした。しかし、母親の志津はそれが許せず、宗太郎を追い出してしまう。紫乃は悲しみを後目に志津は良家の子息との婚礼をすすめるが・・・。母親の業とも言える愛情のもとに繰り広げられる悲哀を軸にそれによるそれぞれの心の成長を、目に見える愛情や心の動きよりももっと深いところから表現をしている。

月刊『湧』2003年増刊号
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