地湧社総合目録
人類の行く末を案じた一人の母親の叫びが、全国の主婦や若者たちに脱原発の行動を促した。50万部を超えた脱原発のバイブル。
「何という悲しい時代を迎えたことでしょう」の書き出しで始まる主婦の手紙が、日本に脱原発の波紋を投げかけた。放射能の子どもたちに対する影響、食品汚染のメカニズム、原発推進の愚かさ、電力需要のトリック、放射性廃棄物の危険性など…、チェルノブイリの原発事故に触発されて学んだ事実の重大さに対する驚きや恐れを率直に綴り、原子力の文明を抜け、一人一人が安心して暮らすことのできる世界の実現を訴える。脱原発に向けて立ち上がる勇気を与えるメッセージ。
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月刊『湧』1987年増刊号 閉じる