地湧社総合目録
内発的自然感覚で育みあう将来世代 インド植林プロジェクトを通して学ぶ 矢ア勝彦 著 |
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2011年発行 四六判 192頁 定価1680円【本体1600円+税】 |
インドでの植林プロジェクトの成功は、住民の主体的な関わりが鍵だった。 内から湧き上がる「共に幸せになろう」という「内発的自然感覚」が、公共幸福社会への 道標となる。 著者は、地球環境の破壊という危機に対して、究極の原因は人間の内面の荒廃にあると見抜く。研究し実践する場として、京都フォーラムを起ち上げた著者は、その一環としてインドの緑化に取り組む。しかし、緑化計画は容易に進まず、支援そのものに疑念を感じる。 やがて、インドの住民自らが主体的に植林に取り組む姿から、内から湧き上がる能動的な衝動の重要性に気づく。 その内発的な衝動を「内発的自然感覚」と名付け、一人ひとりが内発的自然感覚で生きることこそが永続的に発展する幸福な社会を作っていくと提言する。
【著者プロフィール】 矢ア勝彦(やざき かつひこ)
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