地湧社総合目録
雪の国からの亡命  チベットとダライ・ラマ 半世紀の証言
ジョン・F・アベドン 著  三浦順子+小林秀英+梅野泉 訳

表紙
1991年発行
四六判上製 608頁本体3,300円+税
ダライ・ラマ法王をはじめ、四百人以上のチベット人の生の声と膨大な資料を駆使し、チベットを揺るがした歴史の流れを鮮烈に描き出す。
自由とアイデンティティを求めた人々の完全な記録。

古きよきチベット社会の崩壊から、中国制圧下の悲劇、ダライ・ラマ法王の亡命と、その後を追った十万の難民チベット人たちの歩み、その一方で、ゲリラ・レジスタンスに身を投じた人々の足どりをたどりながら、国際政治の裏舞台に肉薄。同時に、チベット仏教の本質から、知られざる神降ろしの世界、ユニークなチベット医学までを網羅して紹介する。チベットの深い精神性と政治的現実の微妙なバランスを描ききる長編ノンフィクション。
(写真59点、別丁32頁)

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『雪の国からの亡命』(ジョン・アベドン著)
現代チベットを知るための必読書

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ISBN4-88503-085-7 C0098 \3300E
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