地湧社総合目録

余語翠巌 著

大雄山最乗寺山主、曹洞宗師家会会長であった故・余語翠巖老師が、一般読者を聞き手にして宗教の本旨を語った宗教入門基礎講座。
曹洞宗の開祖・道元禅師のことばを深い修行体験に支えられた視点から現代流にかみ砕き、人間のはからいを超越したいのちの風光をそのままに語る。日常的なエピソードを交えて、自由な発想で語られた提唱は、時に宗派の枠を飛び越えて、広く深く宗教の本質にせまる。

道はじめより成ず  『大智禅師偈頌』講話
余語翠巌 著  


表紙
1989年発行
四六判上製 224頁 本体1,650円+税
室町時代の禅僧である大智禅師が数多く書き残した偈頌(宗教体験を表現した漢詩)は、自らの境涯を噛みしめて奔放に生きた人の言葉として読み継がれてきた。本書で余語翠巖老師は、大智禅師が体現した境地を自在に汲み取りながら禅の心髄、宗教的暮らしの中心テーマを語る。

ISBN4-88503-074-1 C0015 \1650E
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