地湧社総合目録
竹熊宜孝 著
医は食に、食は農に、農は自然に学ぶ
熊本の"土の医者どん"として全国に知られている著者が、公立の診療所・菊池養生園を舞台に、地域の人々を巻き込んで繰り広げる養生運動を紹介。農村の農薬被害に目を開かれ、自らの健康を断食で回復した著者の言葉は、実践に裏打ちされた確かさと、いのちを思いやるやさしさにあふれている。大地を忘れた現代人におくる"いのちの教科書"。

田舎一揆  病める大地に立って
竹熊宜孝 著  

表紙
1989年発行
四六判並製 180頁 本体971円+税
私たちと地球のいのちにとって窮状著しい現代に向けられた、
いのちのための直訴状。

生命を左右する医療・教育をはじめとするあらゆる分野で「いのちの視点」が見失われている。その結果、人間のいのちばかりでなく、地球のいのちまでも危機的な状況に追い込まれている。環境汚染・環境破壊が地球規模で進む中、いのちの貴さを自覚して自然のサイクルを取り返せるのは、大地とともに生きる人々、百姓だ。本書は、生活に密接にかかわる医・食・農の諸問題をテーマに、毎年二万人以上の地域住民を集めて行われる一大イベント、養生園祭の紹介をまじえながら、いのちと環境の共存を訴える。

ISBN4-88503-073-4 C0047 \971E
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