合理主義、物質優位の現代社会にあって、その行き詰まりを乗りこえるには、一人ひとりが自分自身を深く理解し、自分の内に宇宙のエネルギーを見いだしていくこと---タブー視される霊的世界に足を踏みいれ、真の自己解放に至る道を学んでいくシャーリー。 神とは何か、宇宙とは何か、そしてこの<私>とは何か。 自らの体験を率直に語ったシャーリーの勇気ある第一歩は、新しい時代の幕開けを予感させる。 |
風を追いかけて
シャーリー・マクレーン 著 山川紘矢・亜希子訳 | |
1989年発行 四六判並製 352頁 本体1,500円+税 |
女優を夢見た幼い頃から成功に至るまでの日々、そして日本での生活やアフリカ、インド、ブータンなど世界各地への旅を綴り、素顔の自分を率直に語った若き日の自伝。彼女に世界のもう一つの見方を教えた数々の体験は、さながらやがて始まる精神世界の旅の前奏曲である。 |