1988年発行 四六判上製 186頁 本体1,200円+税 |
考えない、求めない、気にしない……楽に横たわり、ふと目を閉じたら、ただそのまま心を放っておく。
こうして知恵分別の足かせをはずせば、いのちは本来の持てる力を、ただそのままに発揮しはじめる。
自らの心の中に潜む“もう一つの心”のささやきに翻弄されて苦しむ体験を経て、著者はついに独力で心の仕組みを解明し、心を安らかに静めるコツを体得した。本書に述べられる心(と体)の法則は、知ること、考えることに精力をそそぎ、その揚げ句に行き詰まった現代人の知の壁を突き破るものである。安静道は、まさに来るべき精神世界に答える心の持ち方を示しているといえる。
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