地湧社総合目録
里親さん  子を育てるということの意味
攝津襄 著  

表紙
1987年発行
四六判上製 232頁 本体1,500円+税
児童相談所のケースワーカー(相談員)として
子供を通じて社会の歪を目の当たりにしてきた著者が、
自らの体験をもとに書き下ろした小説。

子宝に恵まれない主人公夫婦は、養子の口を求めて里親登録をしたが、実は子供がほしい大人よりも、両親のもとで暮らせない数多くの不幸な子供たちが里親さんを必要としている現実に出会い、親とはなにか、子を育む家庭とはなにかに目覚めてゆく。そして夫婦は念願がかない、里子を預かり、育てることになるが…。
これからの福祉社会を考えるとき、ますます必要となっていく里親制度を題材に、親のあり方を改めて見直しながら、子育ての原点を問い直す。

ISBN4-88503-055-0 C0037 \1500E
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