地湧社総合目録

余語翠巌 著

大雄山最乗寺山主、曹洞宗師家会会長であった故・余語翠巖老師が、一般読者を聞き手にして宗教の本旨を語った宗教入門基礎講座。
曹洞宗の開祖・道元禅師のことばを深い修行体験に支えられた視点から現代流にかみ砕き、人間のはからいを超越したいのちの風光をそのままに語る。日常的なエピソードを交えて、自由な発想で語られた提唱は、時に宗派の枠を飛び越えて、広く深く宗教の本質にせまる。

放てば手にみてり  『正法眼蔵・弁道話』講話
余語翠巌 著  


表紙
1985年発行
四六判上製 234頁 本体1,600円+税
重版未定
道元禅師が伝えた曹洞禅は、坐禅をその正門としている。本書は『正法眼蔵』から坐禅入門の書「弁道話」の巻をテキストに、坐禅の本来の姿とは何かを明らかにしながら、日々の生活の中に“ただ坐る”という禅の教えをそのままに実現してゆく道を語る。 

ISBN4-88503-037-6 C0015 \1600E
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