地湧社総合目録
「病い」の存在論  
得永幸子 著  

表紙
1984年発行
四六判上製 224頁 本体1,600円+税
<重版未定>
「病い」とは人間にとってどんな体験なのか、「病い」によって人は何を苦悩するのか。外側からの福祉ではなく、患者の内面に立った福祉のあり方を探る。
からだの自由や健康を失って苦しみ悩む人々にとって、充実した「生」はどのように実現し得るのか。自らも事故で半身の自由を失い、入院、闘病を繰り返す「病い」の状態にありながら福祉学科に進んだ著者は、単に社会的な面からの援助を目的とした医療、福祉ではなく、生き方そのものに関わる援助とは何か問いかける。その独自の視点は、人が身体を通じて生きることの意味を明らかに描き出し、援助者と被援助者の序列を越えた出会いと共生の可能性を予感させる。

ISBN4-88503-025-3 C0047 \1600E
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